皆さんこんにちは。
クラッセスタイリング担当の碧(あおい)です。
今回はミニアイテムのヘアチョークを使った
ウィッグのカラーチェンジの実験です。
今まで表現が出来なかったあの色も!
ヘアチョークがあれば、どんな色でも再現できます。
今回は、幕末rockの桂小五郎風の
アレンジをいたします。
クラッセで大好評発売中の、ヘアチョーク。
とっても便利なお役立ちアイテムです!
でも、どういった時にどうやって使うかご存知ですか?
地毛に使用して頂くのは勿論、ウィッグにも使えます。
先ずは、ヘアチョークの商品や特性を理解して
表現しづらかった色にトライしてみましょう!
クラッセのヘアチョークのカラーバリエーションは
どどんと24色あります。
ウィッグの色によって発色が異なり
チョークの色の通りに発色いたしませんのでご注意ください。
水彩絵の具をイメージいただくと分かり易いかもです。
ベースの色が濃いと、上から塗る色が発色しづらいですよね。
ちょうどそんな感じです。
商品写真のページでは、SARAゴールド06の毛束を使用して
チョーク全色の着色比較しております。
こちらをご参考頂けましたら幸いです。
さて、実際に加工に入ります。
今回はヘアチョークの緑色と黄色を使用して
マルチミディアムレイヤー‐ゴールド24を
グラデーションに染めていきたいと思います。
着色したい部分の毛束を手に取り、霧吹き等でしっかりと濡らします。
(濡らし方が不十分ですと色の付きが悪くなります。)
ヘアチョークを毛流れに沿って上から下へ
こすりつけるようにして着色していきます。
(はっきりと発色させたい時は
お好みの色になるまでチョークを塗り重ねてください。)
まずは此方のお色に黄色味を足していきます。
着色したい色味のチョークを髪に滑らせていきます。
まんべんなく着色できるように一度着色した後にコームでとき
出てきた着色が出来ていない部分にも色を乗せると、
全体にしっかりと着色できます。
黄色味を強く入れることができましたら
下の方に緑を入れていきます。
マルチミディアムレイヤーはもともと段が入っていますので
下の段の長い部分の髪に着色していきましょう。
先ほどと同じ手順で色を入れます。
綺麗なグラデーションが完成しました。
着色した部分をドライヤーで乾かしましたら全体をセットします。
着色した部分はドライヤーやヘアアイロンで熱を加えた後、
ヘアスプレーで表面をコーティングすると色落ちしにくくなります。
仕上がりをイメージし、下記図の通りにクセを付けてください。
今回のクセ付けには、ストレートアイロンを使っていきます。
最初に前髪とサイドを取り分け、
周囲も少しずつ取り分けながらクセを付けていきましょう。
全体をクセ付けをするとこんな感じになりました!
最後に全体にセット剤を付け、
ヘアチョークの色落ち防止にハードスプレーを振れば
完成です!!
なんと!今回はカットを全くしていません。
こんなに簡単にスタイルが完成しました!
マルチミディアムレイヤー恐るべしです。
さて、ヘアチョークを使えば
1個のウィッグでカラーバリエーションがさらに豊富に!
なかなか再現の出来なかったグラデーションの髪色も
忠実に再現が可能になりますので
皆さま是非お試しください!
ご使用ウィッグのスタイルやカラー、加工等に悩まれた場合は
クラッセスタッフまでお気軽にお問い合わせください!
メール:message@classewig.com
それでは、またお会いしましょうヾ(*’〇’*)