皆さんこんにちは。
クラッセスタイリング担当の碧(あおい)です。
今回は“やっちゃった!を防ぐ基本の切り方”
を紹介いたします。
ウィッグを切る時いつも短くなりすぎて
失敗したなーって思いませんか?
そんな憂鬱をなくしちゃいましょう!
皆さんはいつもカットをする際、
ウィッグのどの部分から切っていきますか?
そうなんです、
カットの手順は「 下(内側)から 」が鉄則!
この部分から切っていくと失敗を最小限に防ぐことができます。
カットを行う際は行う際は
最初に一番下の段の髪(内側)をカットして、
次に上へ上へと髪を切っていきます。
もし、失敗しても下の段なので
上の髪(表面側)が被さることで失敗が目立ちにくい!
というメリットがあり、やっちゃった!を防げます。
一番下の段は出来るだけ少なめに取ります。
カット後の長さの目安は、
一番下の段をカットする時に決めてしまいましょう♪
と、その前に・・・!
ハサミの持ち方が分からない、髪のどこから手を付ければいいの?!
と疑問を感じたら先ずはこちらへ↓
それではいざカットへ!
まずはウィッグの切りたい部分をチョキの手で固定します。
人差し指と中指で挟んで出てきた髪を
指のラインを目安にカットします。
すると、真っ直ぐに切れちゃうんです!
スタッフの中には「髪を掴んで切る!」
とのたまった男前が居ましたが、
髪を掴んで切ると・・・
この様にガタガタになってしまうので注意して下さいね!
また、
「ウィッグの毛がハサミに噛んでしまう!」
「髪が逃げて切りにくい!」
と思われた方は、ウィッグを霧吹き等で湿らせたり、
一度に切る髪の量を減らしてみると、切り易くなります。
※ ウィッグを湿らせて切る際は、乾くと少し浮いて短くなるのでご注意ください。
(ウィッグの濡れ具合にもよりますが…)
さて
ここで、「真っ直ぐなんて切れないよ!」
という方へ、裏ワザの紹介です!
◆その1:セロハンテープで真っ直ぐ切ろう!
真っ直ぐ切りたいところに線を引くようにセロハンテープを貼り付けます。
※ ガムテープ、クラフトテープなどでも可です。
今回は分かり易いようにクラフトテープを使用してみました。
切りたい長さのところを、テープの上部に合わせ
テープのラインをなぞるように切ります。
ほら、こんなにきれいに切れました!
PROは毛量が多いのでガムテープがオススメです。
切った後のウィッグがある程度くっついたままなので
カット後のお部屋も綺麗で一石二鳥です。
テープ!?今ないよ!テープなんて貼るほど長さないですけど!!
…と、いう方にはこちら。
◆その2:櫛をあてて切ると真っ直ぐに!
こちらは櫛で梳きながら真っ直ぐに切る方法です。
まずはいつも通りにウィッグを梳いていきます。
はい!切りたい長さまで到着したら、そこで櫛を止めて下さい。
その櫛に添うように、横に真っ直ぐハサミを入れていきます。
指で挟んで押さえている時よりも
ウィッグの毛が逃げやすいかと思います。
ですが、一度に切ってしまおうと思わずに、
少しずつ切り進めていきましょう!
ある程度真っ直ぐなラインが分かったらチョキの手で挟んで切るのも有りですね。
こんな感じになりました。
※ 毛先がぱっつんは嫌!という方は
少し長めに切って毛先をなじませてあげましょう。
今後、「毛先のなじませ方」や「段の付け方」も
ご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう(*’ω’*)シ